介護の現場を支えるために、
電気の分野でできることを。
開発設計2017年入社
ー 仕事のこと
介護用入浴機器の設計は機械と電気でそれぞれ専門的に業務を進めています。機械設計が浴槽の構造を担当し、そのなかで動く部品を制御する分野が私の担当する電気設計となります。
アマノは一貫体制で製品づくりをしているため、設計の業務も、動作仕様や部品の選定から、試作、検証、そして不具合対応や仕様変更まで、幅広く多岐にわたります。大企業に多く見られる専門化された体制とは異なり、開発の始めから終わりまで設計者が核となって製品づくりを担うのはアマノならではといえるかもしれません。
企画の段階から関わることができ、自分のつくった製品がお客様に届く。それが実際に人の役に立っていることは私にとって何よりのよろこびです。
業務の領域が広いため求められる知識も非常に幅広いですし、設計の仕事には終わりや答えがありません。さらに、いろいろな部署の人と協力しながら開発の司令塔としての役割を果たしていかなければなりません。
そこには大変さや難しさもありますが、学ぶべきことがたくさんあるのは、この仕事の面白味でもあると思っているんです。入社してからこれまでに調べて勉強してきたことはすべて自分の糧になっていると思います。わからないことがあれば快く教えてくれる先輩もたくさんいますので、新しいことにも安心してチャレンジし成長していくことができます。
私は、電気の分野でできることはまだまだいっぱいあるはずだと思っているんです。たとえば介護現場における人手不足の課題に対して、電気でできること。世の中の変化に対応しながら、介護する人とされる人をどうやってサポートしていくかを常に考え、技術の開拓に挑戦していきたいですね。
ー 職場のこと
会社として効率の見直しを積極的に推進していると感じます。新しい仕組みを取り入れたり、効率の悪い業務を改善したりと、時代の変化に合わせて会社も変わっていこうとしている。それが目に見えて実感できているので、気持ちよく働けています。業務について広くヒアリングの場を設けて意見を聞いてもらえるなど、改善に向けての取り組みに自分たちも参加できていることも大きいと思います。
また、社員ひとりひとりも古い慣習に縛られることなく、よりよいものを取り入れ個々の作業をアップデートしています。私も先輩のやり方を見習い、日々勉強させてもらっています。
ー 目標について
大学で人の健康をサポートする技術の研究をしていたので、それを製品開発に活かしたいと考えています。介護用入浴機器で心地よくお風呂に浸かってきれいになる、それだけでもQOLは上がりますが、さらなる付加価値として、入浴によって健康にアプローチする技術を開発するのが夢。いつか実現したいと思っています。
ー アマノを志望した理由
電気系の設計でモノづくりに携われる仕事に就きたいと考えていたことと、医療系の分野に関心があったこと、それから地元で長く働きたいと思っていたことから、アマノに出会いました。
製品をつくるなら仕様から関わりたかったため、開発工程の上流から下流まですべて経験できるアマノは自分にぴったりだと思いました。
インターンシップには何社か参加したのですが、アマノが一番“モノづくりの現場”という感じがして。隣接した工場で製品の実物を見せてもらい、オフィスと工場を行き来しながら開発ができることを具体的にイメージできたのも大きかったですね。
アマノなら自分が学んできたことを活かしてやりたいことが実現できると思い、第一志望として受けました。
ー メッセージ
アマノでは、仕様を決めるところから市場に出たあとの不具合対応まで、モノづくりのすべてを経験することができます。一貫体制で最終製品の製造をしている会社は全国でも数少なく、その点はアマノの魅力だと思います。さまざまな業務に携わって幅広い経験を積みたいと考えている方には、アマノを選ぶことをおすすめしたいですね。
入社して数年のうちには、製品の開発にも何かしらのかたちで関われるようになると思います。やる気があれば、いろいろなプロジェクトにどんどん携わって思いの限りに成長していける環境です。もちろん経験や技術の面で私たちも精一杯フォローします。
磐田のいいところ
ほどよく田舎で、のどかな雰囲気がいいですね。家賃もそんなにかからないですし。車があれば、生活面でも仕事面でも困りません。飲食店もいろいろあって、仕事終わりに会社の同期とごはんを食べに行くのが平日の楽しみのひとつです。
休日には、企画や製造といった他部署の仲間とも一緒に遊びに出かけます。私が車を出して、浜名湖や御前崎港へ釣りに行ったり、美味しいラーメン屋さんを巡ったり。そんなふうに気の置けない仲間が職場でできたこと、また、そんな仲間と共に仕事ができることがとてもうれしいですね。